加齢と共に増やすべき栄養素。
いつまでも元気に走り続けるためのガイドライン、、
最高の走りというのは、完璧な栄養管理によって実現するもの。長距離走やテンポの調整、スピード強化のトレーニングに励むのもいいけど、
適切な燃料を補給しないと求めている結果は出ない。
これは年齢を問わず全てのランナーに言えること。でも、高いパフォーマンスを維持するためには、年齢に合わせて摂取する栄養を変えるべきなのか?
食生活は加齢と共にかえるべきなのか?
ひとことで言えばイエス。ランニングに必要な栄養素の種類と量は、19~50歳まであまり変わらない。
米国立衛生研究所によると、最大酸素摂取量(VO2 MAX)、筋量、代謝は25歳を過ぎた頃から少しずつ低下する。でも、主要栄養素と微量栄養素を増やすのは50歳を過ぎてからで大丈夫。
筋量が少なければ少ないほど、代謝は遅くなる。
運動と健康的な食生活をずっと続けてきた人は、この状況をある程度食い止められるけれど、代謝は10年ごとに2~3%ずつ低下する。また、加齢と共に胃酸の量が少なくなるので、栄養の吸収率も低くなる。