老化の最大原因、AGEsの蓄積を防ごう。
『AGEs』(エイジス)とは、体内のタンパク質がブドウ糖と結合して変性したものです。(「糖化反応」と呼びます)
基本的に、加齢によってこの物質が蓄積することから、age(エイジ)にちなみ”AGE"または”AGEs”と言われています。
さまざまな病気に共通する『AGEs』、
それを生むメカニズム『糖化反応』について、、
AGEsは食べ物に由来する
糖化反応は、体内でも体外でも起こります。
糖を利用してエネルギーを生成する反応によってAGEの形成と蓄積が起こります。
余分な糖分がAGEをどんどん作ってしまうので、予防には「高血糖」を防ぐことが肝心になります。
AGEは摂取する食品にも含まれ、焼く、揚げ流など食品の調理や保存の過程に生じやすいものです。
コーヒーや醤油、赤ワイン、お味噌など「茶色い食品」にAGEsが多く含まれる様です。
AGEsはどんな病気に関連?
AGEsはタンパク質と糖が結合してできるので、人間の体には全身にタンパク質が存在しているため、AGEの蓄積によって、骨折、皮膚のたるみ・シワ、筋力低下、臓器機能障害、アルツハイマーなどの加齢性疾患などの、全身に影響が現れるものです。
AGEsのち蓄積を防ぐ3つのポイント。
1。食事からのAGEs摂取を防ぐ
「茶色い食品」に多いと言った通り、とんかつ、唐揚げ、ステーキなど、しっかり焼いた食品、また、揚げてあるもの、ポテトチップスやフライドポテトなんかにも多く含まれるため減らした方が良いです。
2。酸化ストレスを減らす
体内でAGEsができるまでの一連の反応は、“前期反応”と“後期反応”の2つに大別されます。ポイントは、前期反応は元に戻ることができる、後期反応は酸化ストレスによって生成が促進される、ということです。
つまり、酸化ストレスを回避し後期反応を完了させないことが、AGEs予防に役立ちます。
3。腎機能を維持する
体内で作られり体外から取り込まれたAGEsは、腎臓から排出されます。
そのため、この腎機能が低下すると、体内に蓄積されてしまいますので腎機能を正常に保つことがキーポイントです。