亜鉛を多く含む食物
亜鉛は食べ物から摂取する必要がありますが、亜鉛供給源の中でも圧倒的な含有量を誇るのが牡蠣です。
とはいえ、亜鉛のほとんどを赤身肉や鶏肉から摂る人が大半です。
亜鉛は穀類、ナッツ類、種子類、豆類にも含まれていますが、これらの食べ物は、亜鉛と結合して吸収を妨げるフィチン酸が豊富なため吸収度が低いのが難点です。
そこで、ベジタリアンなどにお勧めしたいのが、調理前に穀物や豆類を数時間水に浸しておくことです。
こうすることで、フィチン酸の結合を抑えて亜鉛の吸収を図ることができます。
なお、成人の亜鉛必要摂取量は、1日8〜11mg、妊娠中・授乳中の方は12mgが目安です。