亜鉛の重要性。欠乏によるリスクとは。

亜鉛が不足するとどうなるのか？

亜鉛が欠乏すると、子供の成長遅延をはじめ、食欲不振、脱毛、体重減少、下痢、ブレインフォッグ（濃霧）、うつ病、不妊症（男女とも）、ホルモンバランスの乱れ、震え、傷が治りにくい、免疫低下、味覚障害など、様々な症状につながる恐れがあります。

特に亜鉛欠乏症のリスクが高いと考えられるのは、カロリー摂取量が少ない人や、特定の消化器疾患患者、消化管の手術歴がある方、肝疾患、腎疾患、特定の血液疾患の歴がある方、アルコール依存症患者、ベジタリアンなどです。

また、高齢者にとっては適切な亜鉛吸収が困難な場合が多いものです。

亜鉛は体内で貯蔵できないため、摂取量が不足するとあっという間に欠乏症になりやすくなります。

重度の亜鉛欠乏症は稀ですが、軽度から中度の欠乏症はよく見られます。

亜鉛は胴と生化学的に連携作用するため、長期間にわたって亜鉛を過剰摂取するとどう欠乏症になることがあります。

亜鉛と銅のサプリメントの併用摂取がすいしょうされるのはそのためです。

特に亜鉛の摂取量が多い方にお勧めします。

次回は、亜鉛を多く含む食品。