実際、全粒穀物って何がいいのか?
「全粒穀物は体いいいんだ!」とゆう話は昔からよく聞きます。
普通のパン屋お米よりも、オートミールや全粒粉パンの方が何かとメリットが大きいとゆう話です。
中でもよく言われていますのが、全粒穀物とインスリン抵抗性の関係ではないでしょうか。
とにかく色々な研究にて「全粒穀物をとると糖尿病のリスクが減る!」って傾向が出ております。言うまでもなく、インスリン抵抗性の悪化とゆうのはアンチエイジングにおいても大敵でありますから、非常にきになるところです。
全粒穀物の論文は観察データが多いので、本当に全粒穀物が体にいいのかまではわからないのが難点。たんに健康に気を使ってる人ほど全粒穀物を食べているって可能性も大いにあるわけですね。
とゆうことで全粒穀物の効果をしっかりチェックしてくれた論文をご紹介。。
クリーブランドクリニックの研究で、二重盲検ランダム化比較クロスオーバー試験になっております。参加者は14人の中年男性で、BMI30以上の人を集めたというから結構な肥満体です。
実験デザインはこんな感じ。
- 全体を半分に分けて、一つのグループには1000kcalごとに50gの全粒粉食(オートミールとか)を、別のグループには生成穀物を8週間ほど食べてもらう(白米とか)
- 8〜10習慣のウォッシュアウト機関を作り、いったん全員にいつもの食事をしてもらう
- 今度は、最初に生成穀物を食べた」グループは全粒穀物を、全粒穀物を食べたグループは精製穀物を食べてもらう
といった風に全粒穀物と精製穀物のグループにわけて、どれぐらい玄米や全粒粉パンが体にいいかを調べたわけですね。もちろん、総摂取カロリーやタンパク質の量はどちらも同じに設定されております。
その後、参加者にどんな変化が出たかを見たところ
って感じだったんです。代謝柔軟性は人体のエネルギー源を「脂肪」と「糖質」の間で自由に切り替える能力のこと。
ダイエットにおいてはかなり重要なポイントでして、こいつが改善すれば糖尿病にもなりにくくなるんですよ。
つまり、全粒穀物は体重には関係がないものの、やはり糖尿病や心疾患リスクを下げてくれる可能性はかなり高そう。全粒穀物は食物繊維が多いのはもちろん、マグネシウムがインスリン抵抗性の改善に役立ってくれるみたいなんです。
もちろん、だからと言って白米が悪いって話じゃないんですが、インスリン抵抗性が気になる方は、最近ブログ内で紹介している「地中海式ダイエット」あたりにしたがって全粒穀物の量を増やしてみるのもいいかと思います。。