脳の最良の特効薬『祈り』。。脳科学から見た」祈り
明けましておめでとうございます。。
新年といゆことで「初詣」に行かれるかとも多いかと思いますので、初詣では必ずすると言ってもいい「祈り」をテーマにします。
なぜ「祈り」は脳に良いのか?
人間の脳は、自分の行動をつねにモニタリングして「その行動が良いのか悪いのか?」を判断している。
そのため、他人の幸せを願うポジティブな「祈り」は、ベータエンドルフィン・ドーパミン・オキシトシンといった快楽物質をドバドバと出してくれる。
逆にネガティブな祈りだと、脳がコルチゾールとゆうストレスホルモンを出して対抗。
これが慢性化すると、海馬が縮んで記憶力の減少につながる。
海馬は過去の記憶だけでなく、未来につながる「展望的記憶」もコントロールしているので、その機能が弱まると将来への希望を持つ能力が弱くなり、毎日の生活が楽しくなくなっちゃう。まさに人を呪わば穴二つですね。。
「祈り」は脳の幸福度を上げる
もう1つの「祈り」の大きな効果が、人間の幸福度をあげてくれるところ。
この辺の話は、京大の藤井教授が発表した「他人に配慮できる人は運がいい」って論文がベースになってまして、ざっくり言えば「わがままな人ほど幸福感が低い」ことを実証した研究であります。
自分のことしか考えない人は、短期的には効率よく成果を上げるものの、長期的な人間関係が築けないので最終的には幸福度が低い人生になっちゃう。一方で、他人のことを考えられる人は、困ったときに助けてもらえる確率が高いため、結果的に「運がよい」ように見えるんですな。
正しい「祈り」方はあるのか?
いくら「祈り」が脳によいといっても、やみくもにやるだけでは脳が慣れて効果がなくなっちゃう。「
祈り」を惰性にしないためには、祈りのたびに目的を意識にのぼらせるといいらしい。
[たとえば、一日二回、朝起きてすぐと夜寝る前に「祈りの時間」を持つとしたら、朝には「なりたい自分」「成し遂げたい目標」について集中して祈り、夜には「そのために今日、何ができたのかを反省」そして「成し遂げたい目標のために、次の日にできること」を中心に祈るようにする]
ちなみに、脳が変化を見せるまで2ヶ月は祈ったほうが良いのだとか。。
まとめ
そんなわけで、「脳科学からみた「祈り」」のまとめでした。
わたしは普段、祈りなどはしてないですが、初詣の時や登山ついでに神社などいった際は自然に祈ってますね。。
それでは、今年もよろしくお願いいたします。