あおむけ、うつぶせ、横向き、どの寝方がいいのか?
アンチエイジング、日頃の健康、ダイエットにおいて睡眠が大事なのは当然の話、
エクササイズなどの運動よりも、食事についで2番目には大事なことかと思います。
そんな睡眠の効率や質を上げるもので言ったら、いろいろあり、
などいろいろなことがあるのですが、
最近見たデータで、「ある寝方で頭の回りが良くなる」というデータを見ました。
マウスたちを対象にした実験で、3パターン寝かせてみたもので。
- 横向き
- うつぶせ
- あおむけ
で寝かし、マウスの脳脊髄液をチェックしました。
脳脊髄液は、脳にたまったゴミを洗い流す洗浄液みたいなもの。
寝てる間に脳の細胞はキュッとちぢみまして、その間を脳脊髄液が流れて脳を掃除してくれるんだそう。
ちなみに、脳のゴミはアミロイドβと呼ばれるタンパク質で、こいつが増えていくほどアルツハイマーの発症率も上がっていくんですね。
論文によれば、
大半の痴呆は睡眠障害と結びついていて、上手く眠れないケースが典型的。
睡眠障害が健忘症やアルツハイマーの原因になることは、徐々に認められている。
やはり睡眠はかなり大事であります。
そして、どの寝方が良かったのかというと。
もっとも脊椎髄液の流れが良かったのは横向き。人に対して実験を行う場合は、体勢と睡眠の質の関係も考慮に入れるべき。
とのことです。
これはまだマウス実験ですが、ヒトを対象にしたものでも、眠りの質が上がるほど脳のアミロイドβが減ることはわかっています。
人間でも横向き寝が脳に効く可能性はデカそう。
きょうからあおむけ寝を横向きに変えます。。