超健康かつ長寿な100才オーバーの共通ポイントとは。。②
昨日に引き続き『長寿かつ健康な人たちの共通点』そのポイントについての話。
昨日は『炎症』が低い人たちが多いところをポイントとして書きました。
さらにその人たちがどんな場所に暮らし、何を食べ、どんな生き方をしているのか?
とゆう5つのポイントであります。
ある調査で、世界中から80才以上の人口が多い地域を選び、「ブルーゾーン」と名付けたんです。その地域とは、
の5つであります。このエリアで暮らす方々は平均寿命が長いのはもちろん、心疾患や脳卒中、がん、痴呆といった現代病の発症率が極端に低いんだそう。さらに著者いわく、
世界の凄い長寿者たちは、たんに長く生きているだけではなく、よりよい人生を送っている。
みな家族や友人と強いきずなを持ち、活動的で、しっかりした人生の目的を持っている。そして、周囲の環境も彼らの行動に答えてくれる。圧倒的に多くの長寿者は人生を楽しんでいるのだ。
とのことです、羨ましい、、
というわけで、ブルーゾーンに学ぶ楽しい人生のポイントをまとめますと…
1。野菜をメインに食べる
100才オーバーのご長寿さんたちにベジタリアンはおりません。ただし、みなさん基本的には野菜が中心の食生活を送っておられます。その量は先進国の平均のおよそ3〜4倍だそうな。
ブルーゾーンで多く使われる食材をならべると、
- 野菜全般
- フルーツ
- ナッツ類
- 豆類
- 良質な油オリーブオイルが多い)
- 高品質な乳製品(生乳やグラスフェッドバター)
- 発酵食品
- イモ類
- 全粒粉
- 魚
- 卵
- ハーブ
といった感じ。とにかく食物繊維と抗酸化物質が豊富なイメージですね。タンパク源は魚と卵がメインで、牛や豚は少ない模様。
2。加工食品なんてほぼ無い
ブルーゾーンの調査で際立っていたのが加工食品の少なさ。一般的な先進国の食事にくらべて、精製糖や人工甘味料、保存料、残留農薬などの摂取量が激しく少ないんですね。
お菓子などはほとんど食べず、デザートは自家製チーズかフルーツがメイン。たまに少量の自然糖(ハチミツやステビア)で甘味を楽しむぐらい。
3。基本的に少食
日本には江戸時代から「腹八分」って健康法がありますが、ニコヤやサルディーニャ島にも食べ過ぎをいましめる風習があるらしい。基本的に、食べ過ぎは疲労と暗い気分をもたらすと考えられてるんだそうな。
当然100才オーバーのご長寿さんたちは生涯を通して肥満にならず、BMIはだいたい18〜22の間をキープ。ストレス解消のために食べるケースもなく、空腹感に従って淡々と食事をこなしているらしい。日常的にプチ断食をしてる感じですね。
4。やたらとNEATが高い
ブルーゾーンの方々はジムには行かずエクササイズもしませんが、とにかくアクティブな生活を送っております。活動の基本はウォーキングで、どこに行くにも徒歩で出かけるため1日平均で8〜10キロは歩くらしい。とにかく日常の活動レベルが高いわけですね。
5。とにかく人間関係良好
ブルーゾーンの方々は小さなコミュニティで家族や友人と密接な関係性を築いてまして、自然に社会サポートのシステムができあがっております。
『おそらく人間関係こそが人生を良くするもっともパワフルな要素』みたいです。。
まとめ
というわけで、ブルーゾーンの長寿者に学ぶ長生きのポイントでした。とりあえず腹八分を心がけつつ大量に野菜を食べ、毎日少しずつ運動し、家族や友人と仲良くやれば100才オーバーも夢ではないかも。