『サプリ』サプリメントの肝臓への悪影響。
サプリと肝臓の問題は昔からいくつかあるようで、気になるところではあります。
ダイエット系とボディビル系がヤバイ
肝臓病のエキスパートであるビクター・ナバロ博士の研究を参考に、サプリやハーブと肝臓疾患の影響を分析したものがあります。。
その結果、肝障害が起きやすいサプリは、、
- ダイエット系
- ボディビル系
の2ジャンルらしいです。
ダイエット系サプリの例では、
- 麻黄:かぜ薬にも使われるハーブ
- ニガクサ:ヨーロッパ原産のダイエットハーブ
- チャパラル:解毒作用が高いと言われる
- ミッスルトゥ:和名はヤドリギでダイエットに使われる
- ステファニア:中国産のダイエットサプリに使われていた
- モクレン:薬用酒などに使われる
などで、また、ボディビル系サプリの例としては、
- DHEA:すべてのホルモンのベースになるマザーホルモン
- メチルマスタードロール:ピネフリンやヨヒンベなどが入った男性ホルモンブースター
- サメ軟骨:関節の動きをよくする
- ノエストロゲン:男性ホルモンの分泌をアップさせる
- テストスタジン:テストステロンの量を増やす
などです。ダイエット系とボディビル系は、効果を高めようとして有効成分を入れすぎちゃう傾向が強いみたいで。
手早く効果を出そうとしすぎるほど、肝臓へのダメージが強くなる模様。
肝臓を守る方法
そんなわけで、サプリが肝臓にあたえるリスクを減らすには、
- 用量は絶対に守る。
- ダイエット系のサプリは使わない(特に「食欲抑制」をうたった商品)。
- ボディビル系のサプリも使わない(特に「ホルモン」系。プロテインはのぞく)。
- タブレットじゃなくてカプセルタイプを選ぶ。タブレットタイプのサプリは、機械で成分を圧縮しなきゃなんないので、よぶんな添加物が入っているケースが多い。
- cGMPを取得している。cGMPは、米国食品医薬品局が「安全」と認めたサプリに与える品質基準。これを取得していれば、限りなく危険性は低い商品だとみてOK。たいていはサプリの販売欄に記載があると思います。
この辺を大事にしていくべきだと。
かと言っても、リスクがゼロになることはありえないので、日々の食事で栄養をまかなえるのであれば、それが一番ベストでございます。