太っていく原因、、それは脳から始まる。
昨日のブログにて、人間の体は本来、スリムな体系を維持するようにできている!とゆう話を書きました。
おさらいしますと、人間の体には一定の体重を自動的に保つ仕組みが備わってまして、神経学の世界では「セットポイント」と呼ばれております。この機能が正常に働いていれば、カロリーを気にしなくても太らずにすむわけですが、いったん何らかの原因でセットポイントが上がっちゃうと、どんなにダイエットをがんばっても痩せなくなっちゃう。逆にいえば、セットポイントさえ正常に働いていれば、ツラいダイエットをしなくても自動で体がスリムになっていくわけですね。
では、「セットポイントはなぜ上がるの?」とゆう話になるのですが、それは「脳」が関係しているのであります。
1。美味いものを食べると太る
脳のセットポイントが上がる原因の第一は、「食事報酬度の高さ」が関係しております。どういうことかというと、、
ってことに、要は「美味しいものを食べると太りやすい」ってシンプルな話。
といっても、もちろん「旬の野菜がうまい」とか「採れたての魚がうまい」ってレベルであれば問題はないんですが、これが加工食品やファストフードのような近代の食品だと、一気に脳が許容できる刺激の量を超えちゃうんです。
人間の脳ができあがった数十万年前には、ジャンクフードなんて存在しませんでしたから、人工甘味料や添加物の味に体がついていけないわけですね。
そのせいで、加工食品を取りすぎると脳の食欲コントロール機能に狂いが出まして、栄養じゃなくて快楽だけを求めて食事するようになっちゃう。その結果、セットポイントが大きく上がって、異常な食欲に苦しむことになる、と。
2。食事の種類が多いと太る
もう1つ、脳のセットポイントを上げるのが「食事の多様性」であります。たとえば、さっきまで満腹だったのにデザートは食べる余裕があったりとか(いわゆる「別腹」)
もともと、人間は食べ物の種類がとぼしい環境で進化してきたんで、バラエティに富んだ食事を見ると、脳が必要以上に喜んじゃうみたい。
3。よく眠らないと太る
太る原因の3つ目は、「睡眠不足」。
実はダイエットに関して超重要なんです。人間の体内時計は脳の視床下部がコントロールしていて、ここに狂いが生じると、報酬系が壊れて食欲が異常に増えちゃうんです。
睡眠不足は他にも、体内時計に異常が起きることで、肥満はもちろん、糖尿病・心疾患・ガンの原因になるとの恐ろしい結論が。睡眠が足りないと、体が生命の危険を感じて「脂肪貯蓄」モードに入ってしまうのも大きな原因らしい。
まとめ
脳のセットポイントをあげる理由でした。
不自然に脳を刺激しすぎると、肥満の原因になっちゃうわけですね、この3つの原因を知って意識するだけでもある程度はコントロールできそうな気もします。