フィッシュオイルについての注意事項。
フィッシュオイルは大事な成分なんですが、、
その名の通り魚から採取された脂肪をサプリメントにした商品であります。
ほかにも、「オメガ3」「DHA」「EPA」などの名前で売られており、高い人気を誇っています。
私も3ヶ月前まではスタメンサプリとして使用しておりました。
フィッシュオイルと言うと「血液サラサラ」や「認知症の予防」といった効果が盛んに報道されており、健康にいいのは常識のような印象も。
確かに、フィッシュオイルが重要な成分なのは間違いありません。
DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)は体内で作れない必須脂肪酸で、積極的に魚や植物油などから摂らねばならないからです。
事実、フィッシュオイルの有用性のデータはそれなりに確認されていて、
- 健康な人がフィッシュオイルを飲んでも意味はない
- 心疾患リスクが高い人なら、フィッシュオイルが予防になる
心臓や血管に問題がない人にはフィッシュオイルは無意味ですが、何らかの問題がある場合は病気の発症リスクを下げる効果を持つようです。
心疾患にかかりやすくなる中高年であれば、フィッシュオイルが役立つ可能性があるようです。
劣化しやすさナンバー1サプリ
なぜ、フィッシュオイルを推薦しないのかと言うと。
フィッシュオイルが異常に劣化しやすい成分だからです。
そもそもフィッシュオイルとは「多価不飽和脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸の一種。
バターや卵に含まれる飽和脂肪酸と違って体内で固まらないため、血管に悪影響が出ないのは嬉しいポイントですが、一方では酸化に弱い特徴も持っております。
酸化とは物質と酸素が結びつく化学反応で、鉄が錆びるのも放置した食品の味が落ちるのも酸化が原因。
近年では、体内の体内の酸化が原因で寿命が縮んでしまうことがわかっております。
そして、数あるサプリの中でも、酸素に対して不安定なのがフィッシュオイルです。
ハーバード大学の研究チームによると、
『酸化したサプリが、私たちの健康状態にどんな影響をもたらすかは、よくわかっていない。ただし、酸化した脂質が心疾患のリスク要因になることはわかっている。』
とのこと。
新鮮なフィッシュオイルを摂るには
そもそも日本では、高品質のフィッシュオイルを摂取できる商品が昔から存在しています。
そう、「サバ缶」です。
基本、「サバ缶」は、空気を完全に抜いて密封するため、店に並んだ時点でほとんど酸化ダメージがありません。新鮮なフィッシュオイルを摂るにはうってつけでございます。健康維持のためなら週に2缶ほど食べておけば良いかと思います。(可能なら水煮で)。
かといってもやっぱりサプリが摂りやすくて習慣化しやすい!とゆう方には、わたしも以前購入していた『ライフエクステンション』の『Omega Foundations, Super Omega-3』が酸化の安全ラインもクリアしていて価格も購入しやすくオススメですよ。