ダイエットにおける脂肪②
昨日に続き、脂肪の話。
脂肪は人が日々生きて行くための重要なエネルギーを、長い間ためておけるエネルギータンクでありました。。
しかしながら、現代では、脂肪を蓄えてしまいすぎているケースが多く、どちらかというと、減らしたい!と考える人は多いのかと思います。。
脂肪の「作られ方」
脂肪というのは、食事から直接摂取する場合と、
余分に摂取したエネルギー(特に炭水化物)から体内で作られます。
それにより作られた脂肪は、脂肪を形作る「脂肪細胞」に蓄えられます、、
なので、お米やパンなどの炭水化物を過剰摂取すると、
このような流れで脂肪に↓
・炭水化物(糖質)摂取
↓
↓
・肝臓を通過し脳や筋肉へ
脳はグルコース(ブドウ糖)をエネルギー源としているのでそのまま使われ、
さらに必要になれば、肝臓に貯蔵しているグリコールをグリコーゲンに変換して貯蔵しながら適量使っていきます。
※ちなみに、肝臓に備蓄できるグリコーゲンの容量は約350kcal。筋肉に備蓄できるグリコーゲンの容量は約1000kcal。
体全体では合計で1350kcal(おにぎり約8個分)だけ貯蔵可能。
↓
・更に炭水化物を摂取すると高血糖状態になり、インスリンというホルモンが働いて筋肉や脳へ「もっとグルコース(ブドウ糖)を取り込め」と命令
※この時炭水化物や糖質の過剰摂取によってインスリンが機能しなくなると糖尿病の原因となる
↓
・容量を超えて溢れたグルコースは脂肪へと変換されて脂肪細胞へ蓄積
といった流れになります。。
つまりは、体はご飯・パンやスイーツなどの炭水化物や糖を受け入れるキャパは想像以上に少ないということであります。。
脂肪が体に身に付く仕組みを理解した上で、明日は『脂肪の分解のされ方』というのを書いていきます。。